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「マンガでわかる!心理学超入門」が意外と面白かった件

こう見えてわたし、本を読むんです!
まぁそれはさておき、ふと立ち寄ったコンビニで面白いものを発見しまして…。
それが「マンガでわかる!心理学超入門」というやつです。
——いま見たら、Kindleで199円じゃないの!?
本屋にはよく行くんですが、目にとまらなかったっぽい。


わたしが心理学を勉強し始めたときは「マンガでわかる!」シリーズをよく読んでましたが、いまではよっぽど真新しいジャンルでしか…というより真新しいジャンルでも他の入門書を読んじゃってましたね。
なにはともあれ、この本が意外と面白くて「心理学を勉強したい」と思っている人にはおすすめです。



ざっくりした内容としては



なんかよく見かける、「実は黒い心理術」とか「人を操るヤバイ心理学」みたいなテクニックまみれのヤツとは違って、理論とか起源とかも含まれてていい感じでした。
ただ、もうオワコンになってるようなテクニックもありましたが、とりあえずの入りとして覚えておくのはありなレベル。
それをベースに上書きしていけばいいので。


初頭効果/新近効果/ハロー効果


ここらは印象の3大要素とも言えるエフェクトでしょう。
初頭効果+新近効果=系列位置効果は定番ですが、ダニエル・カーネマンが提唱したピークエンドセオリー(感情の絶頂と終わりを記憶しやすい)も押さえておきたいところ。
ハロー効果はいわずもがな「目立ったひとつの特徴で相手を判断する」ことです。


ミラーリング/ボッサードの法則/イエスセット


ここらは効果が弱まってきたもので、多くの人が知っているミラーリングは逆効果になりやすかったり、ボッサードはSNSが普及した今ではそうでもないし、イエスセットも相手が知っていれば同じこと。
ちなみにノーセットの方は、さらっと使えばいまだに使えます。笑
ダブルバインド(YES/NOじゃなくて、明日と明後日どっちがいい?みたいなやつ)も文脈に紛れ込ませないと、ただのウザい奴に…。


ノンバーバル(非言語コミュニケーション)


これに関しては、プッシュステートメント(挑発するような発言)と合わせて使わないといまいち。
なぜなら単一のしぐさだけでは、感情を読むことはできないからです。
最低でも4つ以上の異なるしぐさが短期間で現れたときに、信ぴょう性が増すくらいなので。
とくに表情を読むことはほぼ不可能に近く、共感力によって情報を得ることが重要になります。


返報性の原理/ドアインザフェイス


この本では「好意の返報性」「敵意帰属バイアス」として紹介されていますが、ロバート・チャルディーニの「CLRASS」です。
好意(Like)と返報性(Reciprocation)は相性が良くて、組み合わせて使うだけで5倍のレートになって返ってくるくらい。
その中のドアインザフェイス(Door In The Face)、ちょい無理めなお願いをして断らせておいて、譲歩するだけで説得率を2.94倍も上げるテクニックです。
これと並んで出てくるのがフットインザドア(Foot In The Door)、DITFとは逆に簡単なお願いをしてYESをもらい、難易度を少し上げるテクニックで説得率が4.5倍もアップします。
FITDは人間のコミットメント(一貫性)を利用したものですね。


セルフモニタリング/セルフエフィカシー


セルフモニタリングとは、自分の感情などを把握すること。
この能力を鍛えれば、どんな状況に追い込まれても適切な行動をとれるようになる「空気を読む力」とも言われます。
セルフエフィカシー(自己効力感)とは、自分がやるべきことに向かって行動できると信じる力。
これが上がれば、自然とやる気も湧いて目標を達成しやすくなります。
ここらが載っているのは素晴らしく、人間の活動要素としては必須でしょう。
しいて言えば、セルフコントロール能力についても触れててくれると、なおいい感じでしたがね。


愛情の三角理論


ここでこれを拝めるとは…。
1980年代に提唱された「愛」という感情は、3つの要素で成り立っているという考え方。
「親密」「情熱」「コミットメント」の妥当性が確認されているため、いまでは定番モデルです。
——個人的にすこ。


てなわけで、良かったところと悪くはなかったところでした。
専門用語もほとんど使われていないし、マンガなんでさらに読みやすくて良さげです。
心理学に興味のない人が読んでも面白いし、これから勉強してみようかなと思う人やちょっとかじりたい人にもいいのではないでしょうか。
下手にそこらの心理本やら自己啓発本を手にするよか、まともでした。笑






コンビニにもいいところはあるんだな。








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